カモン、2人目。

低AMH。2人目希望で38歳から41歳まで続けた不妊治療の記録。

低AMH=卵巣年齢が高い。抗ミュラー管ホルモン検査とは何か。

低AMHだった!!

プロフィール等にも書いていますが、

私は、低AMH です。


不妊治療をはじめた1年前に検査したのですが、結果は、

4.49pmol

 
当時38歳だったけど、

「卵巣年齢は45歳くらいの数値。閉経は早い。」

と言われました。

 

帰って即効で検索、そしたら45歳どころか40代後半の、ほんと閉経近い数値なんだと愕然としました・・・。

残された卵子は極めて少ないのだと。

 

 

AMHが低い?

それって何のこと?

 

と疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。

不妊治療を始めた頃はもちろん私も知りませんでした。

 

 <AMHとは?>

Anti-Mullerian Hormone

アンチミューラリアンホルモン/抗ミュラー管ホルモン


これは、卵巣内の発育過程にある卵胞から分泌されているホルモンのこと。

その数値を血液検査で測るのが、AMH検査。

AMH検査は卵巣年齢を測る検査とも言われています。

 

<卵胞とは?>

卵子の数というのは、胎児のときから決まっているそうです。

卵巣の中に原始卵胞と呼ばれる未成熟な細胞が眠っていて、産まれたときには約200万個。

そこから自然に減少して月経が始まる思春期頃には、残り約20万~30万個ほどと考えられている。

月経の周期ごとに原始卵胞は成長し、排卵される。

しかも生理周期ごとに約1000個近い原始卵胞が成長していき、成熟した卵子として排卵されるのは1個だけ。

その他大勢は消えてしまうんだそう。

当然、年齢と共にどんどん減少していき、やがて閉経を迎える。

増えることは、無い。

 

そして卵巣内にその卵胞がどのくらい残っているかを知る目安となるのが、

AMH検査。抗ミュラー管ホルモン検査なのです。

 

生理周期のいつでも検査可能な血液検査で、

発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンの値を測ります。

AMHの値が高ければ、多く残されている

=卵巣年齢が若い。

AMHの値が低ければ、残りは少ない

=卵巣年齢が高い。

 

卵胞が減るスピードは個人差があって、実年齢と卵巣年齢はイコールではありません。

 

 

見た目や気持ちで「まだ若い」と思っているだけじゃダメなんですね。

もっと早く知っていたら、早く調べていたら、早めに治療をしてただろうに・・・って私は後悔しています。

 

2人目希望で不妊治療を開始したのは38歳。

ですが36歳の時、産婦人科に相談に行ったことがあるんです。

一般的な内容の血液検査をしただけで、

「一人自然に産んでるんでしょ。まだまだ若いし、大丈夫!ハッハッハー!」

と軽い調子で言われて、

「うん、そうかぁ。ま、考えすぎもよくないよな。」

なんて思って2年も自然に任せてしまった私が馬鹿でした・・・(涙)。

 

<数が少なくても、質がよければ妊娠できる!>

少なくたって良い卵子が排卵されれば・・・!

但し卵子の質は実年齢が大いに影響するらしいので、

私に残されたチャンスは、やっぱり・・・少ないのです。

 

AMH検査。

自費検査になるので、5000円~10000円程度が相場らしい。

うちの病院は7500円でした。

気になった方はぜひ、後悔する前に受けてみて下さい。

 

※※AMH数値については、こちらも書いています。↓

hutarime-come.hatenablog.com