カモン、2人目。

低AMH。2人目希望で38歳から41歳まで続けた不妊治療の記録。

BT8 判定日

3日前のBT8、判定日でした。

不妊治療はこれでお終い。

最後の移植の、運命の判定日でした。

 

今回は採血での判定でしたが・・・

 

hcg=10.26 mIU/ml

陽性でした。

 

陽性。

でも、10.26。

なんて低い、低すぎる数値でした。

妊娠週数で言えばBT8は、3w6dと4週目前なのに。

50でもなく40でもなく30でもなく20でもなく、10なんて。

BT8で検索すると、多い人は普通に3ケタあるし、80台や50台の数値で「低すぎて心配」という記載も多くて、10がいかに絶望的な数値かすぐ解った。

 

「・・・これは・・・低いですよね。」

と用紙を見ながらやっと口にしたけど、濁されました。

「あのねえ、明日が4週だから本当は明日来て欲しかったんだよね。1日早いから低いとか判断できない。何とも言えないですよ今日じゃ。」

いやいや先生、こないだBT8でいいって言いましたやん。

「次、BT9が判定ね。あ、でも一日前のBT8でもいいよ。」

これまでの判定がBT11~BT13だったから予想外の早さに驚いて

「えっ・・・もう判るんですか?」

「BT8でも9でも、どっちでも判るよ。」

「・・・じゃBT8にします。」

ほんで私、BT8に予約したんですやん。ほんならBT9指定で言えばよかったやん。

とかね、なぜか関西弁で脳内ツッコミしてしまった。

 

だけどBT8で10だもの、BT9で倍になっても20しかない。低いのは変わらないから、スルーしました。

 

KLCさんのBT7の生産率

胚盤胞移植でのhcgを検索すると、よく見かけたのがKLCさんのデータでした。

胚盤胞移植7日目(BT7)の生産率

βhcg(mIU/ml)/生産率

   1~10 = 4.3%

 10~20 = 20.8%

 20~30 = 38.5%

 30~40 = 56.3%

 40~50 = 65.9%

 50~60 = 79.8%

 60~70 = 81.3%

      70~  = 82.9%

 

ゼロに近い、ゼロ。

BT8で10.26だったら、BT7なら1桁でしょ。

41歳という年齢を考えれば可能性は限りなくゼロに近い、ゼロ。

判定時期のhcgが1桁でもその後ぐんぐん伸びて無事出産されたというケースはあるようですし、4.3%という数字に示されているのでしょうが、それはきっと若い方なのだと思います。

41歳の私がその微かな奇跡に期待を寄せるのは、違うだろう。

こうなる結果も受け入れる覚悟で、夫婦で不妊治療の終わりを決めました。頑張って着床してくれたのは、私達に心を整える猶予をくれたのかなと思います。

 

薬は継続。次はBT18。

一応陽性という判定なので、プロゲストンデポー注射を打って貰い、薬も継続。次回の診察はBT18です。

ここでも先生はカレンダーを見ながら、

「次はBT18ね。あ、土曜のBT16でもいいけど。」

とか言うの。騙されんぞ、BT18ね。

「早く来ても何もできないし、あとは卵の力次第だから。できるだけ良いイメージでゆったり過ごして下さい。」

とあくまで前向きな姿勢でした。

有難いような哀しいような。

最後の最後に着床してくれたことに感謝しつつ、少しずつ心の整理をつけていきたいと思います。

 

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