体外受精か顕微授精か。
悩ましい問題の一つですよね。
これ、うちはいつも顕微授精です。
これまでの不妊治療で7回の採卵をしてきました。
初めの1回だけふりかけの体外受精でしたが、後の6回は顕微授精が続いてまして、いつも悩みというかモヤモヤしながら進んでいます。
※ここまで「体外受精○周期目」という記載をすることがありましたが、正確に記載すれば「顕微授精○周期目」になりますね。
カテゴリ分類は、体外&顕微をまとめて高度生殖医療「ART○周期」という数字で分類しています。
体外受精と顕微授精の違い
採卵をしたら体外で受精させるわけですが、その受精方法が2つあるんですね。
卵子に精子を振りかけて、自然に受精させるのが体外受精。
顕微鏡を見ながら、細いガラス管で精子を1つだけ卵子に注入して授精させるのが、顕微授精です。
精子が好成績でも顕微?
日本産科婦人科学会では、顕微授精は
「男性不妊症や受精障害など、本法以外の治療によっては妊娠の可能性がないか極めて低いと判断される」
場合に適応対象とされるようです。
卵子のグレードはわかりませんが、精子の状態は数値でわかります。
うちの場合、基準値より凄く良い時もあれば極端に悪かった時もあり・・・やはり体調等でアップダウンはあります。
でも特に「男性不妊」という判断はされていません。
だのに何故いつも顕微なのか。
それは特にはっきりしない、上記でいうならば「など」に当たるんでしょう。
極端に悪かったときは
「この数値じゃふりかけではダメだから顕微だね。」
と医師の判断。
うん、それは致し方ないよね。
が・・・
精子の成績が相当良かった先日の採卵でも
「今までがずっと顕微なんだよね。やっぱり確実にした方がいいから顕微でいきましょう。」
という判断で、採れた3個全て顕微となりました。
うん、精子がよくても卵子が悪くて入れなかったら?未受精になっちゃう?質の良い卵子だという自信もないし。金銭的にも試す余裕はない。勇気もない。一つも無駄にしたくない。顕微のほうがより確実・・・。
というような思考で。
結果、いつも顕微になってるパターン・・・。
全てのはじまりは1回目と2回目の結果からです。
1回目=2個採卵/体外→2個とも培養2日目で分割停止。
2回目=3個採卵/顕微→2個が3日目7分割、新鮮胚移植に至る。
体外がダメで、顕微ならイケたから。
そこから続いて抜け出せない。
ステップダウンの判断って、難しいもんですね。
次は胚盤胞移植できる?
採卵した今周期、今日はD22でリセット待ちです。
採卵した3つの胚ですが、培養5日目朝の時点で、2つが8分割、1つが桑実胚まで進んでくれました。
その後、胚盤胞になったかなぁ。
もし2つが胚盤胞になっていたら、次は2個移植ができるなぁ。
そして着床してくれたらなぁ。
春に産まれるんだなぁ。
私は41歳だなぁ。
・・・とか、考えてワクワクします(笑)。